OLバンドマンのあれやこれ

OLバンドマンのあれやこれ

I need plenty of rest in case tomorrow is a great day..

だから音楽は今日も息をする

どうも~

今週のお題「最近見た映画」とのことですが、今話題のテネットはもう少し後に見る予定になっているので書けない..アニメ好きではあるものの鬼滅ははまれなかったし...

今年に入って見た映画はパラサイト半地下の家族ギヴンという尊きBLアニメ映画のふたつ。
パラサイトに関しては見終わった直後の余韻が数日続くレベルで本当に心底面白くて、こんな映画生きててなかなか出会いないと思う位置づけにあります。そのくらい感動した。

こんな感じで私は芸術に感動しやすい感性をもっているんだけども、はやり根っからの音楽好きなので芸術の中でも音楽を浴びた時にしか沸かないし味わえない衝撃があって、なんかこう胸の奥がブワーーーーとなって高揚感多幸感ワクワク感及び鳥肌みたいなのが押し寄せるかんじ。
恋とかそこらへんのアドレナリン系ドキドキとも全く違う。もっと純粋でハッピーで尊いというか...

こんなご時世だから、数ヶ月ぶりにようやくこないだユニゾンのライブへ行ったんだけど、久々ってのもあって感動が増してぶわーっとなって「あぁ私は音楽とか芸術を享受するために生まれてきた」って悟りを開いた。南無三。


このよく分からん衝撃は毎回なるわけではなく美しさがあまりに心に響くと感情が限界突破し突如として訪れる。映画とか小説、絵でも普通に感動はするけどここまでの多幸感はやはり音楽体験でしか味わえない。上手く説明できないこのブワーーーーっと波が来るかんじ誰にでもあるんだろうか。
なんかこんな幸せなら今死んでもいいやと本気で思えるくらい満たされて胸がいっぱいになってしまう(重症)。ヤバいこと言ってるけどそれくらい音楽の持つ力てすごいということを伝えたい。


それですごい今更なんだけど紹介したい曲がこちら。
※マニアックな感想+いつものごとくだんだん文体の様子がおかしくなってます

XIIX 『Light & Shadow』
www.youtube.com



このMVはちょうど今年の1月1日に公開されて、実家に向かう新幹線でドギマギしながら聴いたのを覚えてる。
XIIXではこれとSaturdaysが狂おしいほど好きで共通点は楽器と歌声のハーモニーがあまりにも美しすぎる所かなと分析。

公開が1月1日でライブも1月にあってしかも今は閉館されてしまったマイナビBLITZ赤坂で。
この日のライブでもそうだったんだけどおいLight & Shadowよ...この曲音源で聴いても生で聴いても非常にYAVAI。だってもうさイントロからして「あっ好きっ」としかなんないよ。そして2:30あたりからの展開がズルすぎて途方に暮れる。

ベースソロからのいきなり低音ボイス”微かな光も~微かな吐息も~”ってここなんなんね喉響きすぎやろ。すごい周波数。めちゃくちゃいい。痺れる。好き。ほんとゾクゾク。で、この落としがあって徐々に上がっていき”物語ならば~”の絶妙な音程感からの”華麗に~華麗に~”のハモリな。計算し尽くされた美しい数式みたいな?完璧すぎる。エンドレスリピートしてたい。
そして”誰の目にも君の目にも~”もうここから私の感情は決壊。メロディーの良さと3度下のハモリの美しさと後ろで響いてる落ち着きのあるストリングスこれはズルい。なんなんこれ。
やるせもなくとめどもなく~”とまた繰り返しからの”このまま宙を泳いで~”ってキーが一気にあがるまでのこのドラマチックな展開は一・体・何!
この辺りの音を聞いていると本当にゾクゾクする。この曲はヤバい。美しすぎる。あまりにも揺さぶられすぎて文字読んだだけで頭に音が鳴り響いてじーんとくる。名曲すぎんだろ...
そしてこれだけ熱く語っているが歌詞の意味は全く頭に入っていない。右脳派びびる。歌詞も美しいメロディーの一部なのだ。


『Saturdays』はラスサビの”ゆ~らゆれ~るいつ~かの願いを~”の辺りね、5度上のハモリから3度下への切り替わりまで完璧すぎて泣けてくる。あまりにも美しい。一旦あえての5度上で華をあたえるかんじ。たまらん。天才か...

あとは最近Schroeder-Headzの『newdays』を雨の日に聴いて歩いてたら、あまりの美しい音色に一気に楽しくなってしまって湧いた。普段雨なんて本当に気分が下がるのに雨すらも愛おしいみたいな。

なんでもこうなるわけじゃなくて和音とかハーモニー、メロディが自分の癖に突き刺さるとね...ピアノがメインの美しく優しい曲にどうも弱い。


しばらく聴いてなかったから最近散歩がてらシャッフルしてたら久々にLight & Shadowが流れてきて、1月によく聴いてたもんだからその瞬間の匂いとか感情まで一緒に蘇ってさらに胸がキュッとなったわけ。
ある時期に良く聴いてた曲を聞き返すとまるで自分がそのときに戻ったかのような錯覚に陥る事ありますよね。香りでフラッシュバックする事もあるけど私は音楽でそうなる事の方が多い。

それで最近また聴きまくってるからまた久々に聴く時には今の気持ちとかぶわわわわーってなるんだろうなと。このフラッシュバックと冒頭で書いてた感動はまた別物だけどどっちも尊い

私自分の事本当に好きじゃないしマイナス思考だし生まれ変わっても絶対もう自分にはなりたくないと思うほどだけど、唯一、唯一この感動できる感性だけは胸を張って自分の好きな所だと言える。感性だから矢印が自分にしか向いてないけど、感動できて幸せだなあと。

文字にするとまったく上手く表現できてる気がしないけど、ここまで書きたくなってしまうほど揺さぶられる我の情緒な。


コロナ前に組んでいたバンドも解散しちゃってさらにはライブにも行けなくなって、あらゆるモチベーションが下がってたんだけどライブに行けたことでなんかスイッチが切り替わった感覚はすんごく感じた。
音楽って別に聞かなくても生きていけるし必ずしも必要な物ではないけど、でも人の心だって救えるし音楽を通した経験そのものが人生を楽しくしてくれる。



今回のユニゾンライブは従来のライブの在り方から考えると斬新で新しい試みが沢山あって、入場での消毒検温はもちろんだど、いかに飛沫感染させないかということでセトリの組み方、ワンマンライブの概念そのものが覆されてた感があり田淵氏のアイディアを元に練られたんかなと思うともう田淵教に入信まったなし。そこはかとない。
座席を一個飛ばしての着席ライブめちゃくちゃ心地よかった。みんな待ち望んでたはずだからこそいつもみたいに興奮を煽る始まりではなく、はっとしつつも静かに聞かざるを得ない状況というか。終わり方も同様。とにかく関心しまくりの連続だった。

ライブとか旅行への想いも人それぞれだろうからあんまり声を大にして言えない世の中ではあるけども、もうできあがったこういうもんだとみんなが思っているシステムを変えるってかなり労力がいるし、そんな中で新しいやり方を見いだしてファン達を湧かせてくれるユニゾンチームの皆さまに本当ありがとうございますと何度でも伝えたいです。


それにしてもコロナで本当に人に会わなくなった。もとから引きこもりがちだからそんな苦痛はないものの、たまには話したくなる。日常が戻り始めてなにか人生にアクションがあるとこんなことがあってー聞いてーって共有したくなるし。
でも基本引きこもりベースでたまに会いたい人に会う無理のない今の生活は本当に心地よい。

こんな感じでマイペースエクスタシーなので好きな音楽を聞きたいときに聞いて、たまにスタジオ入ってコピーセッションしたりゆる~くバンドマンOL生活満喫しているなう。
いくつになっても音楽は止められないし楽しいしDNAに刻まれているに違いない。やっぱり生の演奏が持つ威力ってすさまじいよね。音楽だけがくれる力は間違いなく存在する。今回久しぶりのライブでやっぱりそう思えた。定期的にライブを摂取する必要が有る。
コロナで中止になっちゃったけどテヨンちゃんのライブが心底楽しみすぎていつかまた日本でやってくれると信じているお願いします。

そうやって受け身側で音楽を楽しんでいるときと自分がステージ立つ側になったときではまた全然話が変わってくるんだけど、自分の歌が誰かの心に響くっていう事はとんでもなく幸福なことだし可愛いとか綺麗なんて言われるよりも嬉しかったりする。



前に翻訳ブログで目にした

人間の心の中には生まれつきある音楽が流れていてそれに似た曲を人は好きになるんだとか

I have heard that every one of us has a special music running deep inside our soul and whatever music we love in our lives has something in common with that "indigenous one".

この言葉がとっても素敵すぎて思わずコピペ保存した。
私の心には美しい和音が流れてるのかな。
皆さんの心に響く音楽はなんですか?





ふ~またしても長々と書いてしまった。
書きたいときに書くからこそ楽しめる。ムラしかない!まあゆっくりいこ~。

本日もお読みいただきありがとうございました。




どんなヒットソングでも 救えない命があることいい加減気づいてよ ねえ
だから音楽は今日も息をするのだろう