OLバンドマンのあれやこれ

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I need plenty of rest in case tomorrow is a great day..

幽霊はぜったいいるし、でも本当に怖いのは人間

今週のお題「怖い話」


わーい!いかにも夏っぽいテーマだあ。
みなさん幽霊って信じてますか?ちなみに私はバリバリ信じてます。こわがりだけど怖い話大好きです。


私自身幽霊がハッキリ見えるような霊感はないんですが、変に勘が冴えてたり、なんかイヤ~な場所を察知できたりくらいの事なら感じられます。

叔母はけっこう霊感があって、主にご先祖様との遭遇系なんだけど、何度か聞いたことがある。高校生の時沖縄へ修学旅行に行くって時に「あまり現地の悲しい場所で感情移入しすぎるな」とアドバイスをくれたりもした。

あとまわりの友人にもちらほらそういう能力に優れた人がいる。


大人になると鈍感になるのか、私は中学生の時に「あっ、これはもうそういうそれです」って心霊体験をしてそれ以降幽霊の姿を見ることはなくなりました。せっかくなのでお話ししたいと思います。



一つめは体育の授業中(ちなみにくそド田舎なので同級生は14人しかいない)。
急に熱が出てきた私は保健室に行くことになり、先生から「ついていこうか」と聞かれたけど意識朦朧ながら「大丈夫です」と一人トボトボ保健室へと向かいました。
その体育館から保健室までの道のりが、螺線階段を下ってさらに15mくらいのドーム状の道を歩かなきゃなんだけど、この道ってのが陽は当たらんしコウモリがいたり、まあ気持ちの良い場所ではないわけですよ。
で普段なら早足になりそうな場所なのだがいかんせん、熱があるから怖くてもそれどころじゃなく、ぽへ~としながらたんたんと歩いてたわけ。
すると途中から私の足音と明らかに別の足音が聞こえてきて(あ~きっと先生が追いかけてくれたんやあ)と思いながら、あまり深く考えずにいたんです。
で、トンネルの終わりで「先生ありがtー」って振り返ったら誰もおらん。足音もぴたっと止まって、頭の中???状態。
しかし高熱であったため特に気に留めず怖がることもなく保健室へたどり着きました。熱があったから自分の音が反響していたのかとも考えたけど、そうじゃなくてあきらかに違う足音が後ろからついてきてた。でも怖い感じはしなかったから誰かが見守ってくれてたのだと思いたい。



二つめ、これもたしか中学生の時。
父が宿直の為、両親の寝室で私が一人寝ていて、母と弟は別室で寝ていた時、よく授業中に机で寝てしまってガクンとなる時があると思うんだけど、寝ててそうなったの。ガクンって。
で反射的に起きて目を開いたら天井になんか般若みたいな顔があって、この世の物とは思えないくらい本当に怖い形相で、しかもソレから目をそらせないの。
で「わ、わ、なになに怖い」って凝視しているうちにジリジリ砂嵐みたいに消えていった。
あまりにも怖すぎてテレビつけたらエンタの神様がやっていてちょっと恐怖心が和らいだ。あれは何だったんだろうなと今でも思うし、ハッキリそういうのを見た唯一の経験でした。
お面みたいなソレの形相が本当にもう言い表せられないこの世の全ての苦しみとか厳しさを表現しているおぞましい顔だった...ミジミジ消えていったのもよーく覚えてる。CGみたいなかんじだった。
それ以降その部屋で寝ることはなくなったし、昼間でもその部屋に行くのなんか怖い。何も感じず普通に使っている母強し。


あ、あと友人宅で忘年会の準備してるとき急に電気だけが消えた事件あったな。テレビはついてた。


人生ではっきりと体験出来たのはこれくらい。

そう言えば小学生低学年の頃、このブログにたびたび登場する友人K*1ともうひとり幼なじみのAちゃんの3人でこっくりさんしたことがあって、本当に十円玉が動いたのね!質問にも答えてくれはって最後はちゃんと窓からお帰りになって。でもそのAちゃんのお母さんが学生時代にやったときグルグルグルって止まらなくなって怖い思いをしたって聞かされた。
あの時は純粋に感動していたけど、今思うとあれは悪ガキ大将友人K*2が動かしていたんじゃないか説が浮上している。
今度会ったとき聞いてみよ...と思ったけど彼女は絶対に覚えていないだろう。


私けっこう幼少期の記憶とかも鮮明に覚えているタイプで「よくそんなこと覚えてるね」って言われたりする。なんで?みんなあんまり覚えてないのかい?

人って物心つく3~4才から記憶できるようになるってどこかで読んだんだけど、いっちばん覚えている自分の古い記憶は保育園に行く前でたぶん2才、3才あたりのリトミックへ行った事とかひいおばあちゃんに氷飴せがんだりしてた時の断片的記憶がある。ばあちゃんのミシン工場に潜入してリサイタルしてたものその辺だ。騒がしい自由人というより怪獣である。

保育園上がってからはそのとき見て感じたこと思ったこととかもけっこうハッキリ覚えてるし、その頃から自分の性質はアラサーになった今でも変わってないw
そんなに遙か昔の事じゃなくて全部つい最近の事のように記憶を引っ張り出せるわ。逆にここ数年の些細なことは忘れていたりするのが不思議ではある。



心霊も怖いけど、やっぱり生きてる人間が一番怖い。東京とか都会の場合深夜の公園とかは霊的な怖さよりヤバい奴との遭遇に身構える。

地元のように外灯のないド田舎は、あまりにも暗いので神秘的すぎて本能的な怖さを感じる笑
どっちも怖いけど、怖さの種類が全然違う。
...故郷の星空は最高に綺麗。カエルの大合唱を聞いて眠りたい。ああ帰りたひ。帰れなひ。


そんなこんなで私の怖い話でした。


ではまた~

*1:ことあるごとに私をヲタク沼に引きずりこもうとする女

*2:当時の我々のバイブルはGALS!